森の生活に見るロハス

LOHAS 自分と社会に心地良い生き方

 | メール | 掲示板 |

ホーム > 森の生活に見るロハス > 田舎暮らしの楽しみ > スピリチュアルライフ


田舎暮らしの楽しみ
スピリチュアルライフ


【私は、多くの人と同じように崇高さを求め、精神的に豊かに生きたい、と望む本能が働くのを強く意識しています。しかし私は、もう一方で、原始的な野性の本能が動くのを感じており、こちらも等しく尊重しています。つまり私は、人間性に劣らず野性を愛しています。】(第十一章「法の上の法」p268より引用)

この「精神的に豊かに生きたい」というところなのですが、ソローはspiritual lifeと言う言葉をもちいているのです。スピリチュアルライフという言葉は近年急激に数多見受けられるようになったので(しかも多くのケースにおいていかがわしさを多量に含んでいるので)和製英語かと思っていたのですが、150年前の英文に出現したので驚きました。
 ソローにあって面白いのは野性的な肉体の力と崇高な精神的な力のふたつに対する配慮、という視点です。
ソローはまず人間が本来持っているよいものを伸ばすために野性を存分に発揮しなければならないと考えます。
本来、人にとって楽しみは自然の中にあります。その自然の中で本来有るべき姿でのびのびと生きることがまず大切なのです。そしてその自然というフィールドの中で存分に能力を発揮して「良き猟師」になることができたら次は「自分を狩る猟師」になって、今度は詩人の目で世界を見つめ、スピリチュアルな暮らしを送ろう、と書いているのです。
晴耕雨読という言葉がありますがその感じでしょうね。本来的な自分の能力を発揮することと、自分の為にもっと良いものを望むこと。それがソローの森の暮らしの動機でした。


更新日:2006-07-06


<<前のページ | 次のページ >>

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 

広告 文学少女の本棚


広告のカテゴリ





noraのホームページ >> | オホーツクの花や風 | お気に入りの旭山動物園 | H.D.ソローの森の生活プチガイド | 北海道をカヌーで旅する | オホーツクの原生花園 | オホーツクの自然と遊ぼう |



Copyright (C) 2006 nora All rights reserved. WebMaster nora

掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信・出版物への掲載等を禁じます