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田舎暮らしの楽しみ
生涯学習


私の森の家は、考えるのに良い場所だったばかりではありません。本気の読書にも良く、大学より勉強できました (第三章「読書」p126)

ソローは学ぶことを真剣に考えました。義務教育のような準備的な教育でなく、私達は一生学び続けるべきだとしています。そしてコンコードでライシーアムという成人の為の教育活動を熱心にしました。

私の住む町の小さな図書館で、試験勉強をしにきた中学生の女の子が司書さんにこんなことを言っているのを聞いたことがあります。
「こんな勉強一生懸命したって、絶対に使わないのに。どうしてしなけりゃいけないのだろう」
司書さんが答えるのが聞こえます。
「将来使うかどうかという問題ではなく、こんな考え方もあるのだな、ということを知るために今やっておくといいのだよ。」
考えてみれば私が中学生の時もこのような問いかけは常にありました。
これから先もずっとあるのだと思います。

ソローにとっては学ぶことは何かの準備ではなく生きることそのものでした。
自ら尊くなる為の活動でした。
金の為に時間を費やすのではなく学ぶことに時間を費やしたかったので、生涯の定職は持たなかった人です。

さて私は学びたいと思っていることが色々あるのです。
英語とロシア語とフランス語の勉強をしたいし、
自然を観察してそれを詳しくしることもしたいのです。
沢山の本を読みたいとも思っています。
ところが不思議なことにどうとも時間が足りないように思います。
一体、私は毎日何をしているのでしょうか。

ソローの森の家は大学よりも勉強できた、というのはとっても良いヒントだと思うのです。


更新日:2006-06-27


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