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野生動物の森
オオコノハズク


オオコノハズク【私はオオコノハズクの痛々しい震えをおびた鳴き声が、森を隔てて悲しげに交わされるのを聞くのがとても好きでした。その叫び声は時に確かな鳴禽類の音楽にも聞こえました。オオコノハズクは暗く、悲しい音楽を悔い改めて奏でているようにも聞こえるのです。オオコノハズクは、かつて人の姿で闇夜を徘徊し、邪悪な好意を重ねたために、天空から落ちた罪の意識にさいなまれる魂であり、陰鬱な予言者です。今や、落ちた悪行の現場で、罪滅ぼしに許しを請う、陰鬱な響きの歌を長く長く歌います。オオコノハズクは、人を含む生き物の共同の住み場所である自然が、変化に富み、包容力があることを私に伝え、自然を見る新しい見方を示してくれました。】(第四章「音」p159より引用)

素晴らしい詩人だなあ、と感心します。
ソローが夜に親しみを持つことが私はとても好きなのです。
人の居ない夜、暗闇の夜が怖いのでソローが鮮やかに描き出して暮れる夜の描写にとても心惹かれます。

<オオコノハズク > 日本では北海道から九州の山林で一年中見られます。
夕暮れから行動してノネズミや小型の鳥、トカゲやカエルなどを捕らえて食べる。
フクロウの仲間は猫のような顔面と意志の強い目、夜行性という習性などから
なんとなく神性と魔性の両面を感じられる気がします。


更新日:2006-10-02


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