森の生活に見るロハス

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スローフード
粗食


【私は紅茶もコーヒーも飲まず、バターもミルクも使わず、肉も食べません。ですから、それらを買うお金のためには、働かないですみます。つまり、私は猛烈には働かず、従って猛烈には食べずにすんでいます。私の食費はわずかです。ところがあなたは紅茶かコーヒーで食事を始め、バター、ミルク、そして肉とみんな食べ、飲みます。それでは猛烈に働かないとお金がたりません。猛烈に働けば、ますます体を消耗させ、その分を取り戻そうと、ますます猛烈に食べます。体を酷使するばかりで負担が増え、暮らしは良くなりません。いつまでも不満でしょう。雇い主との怪しい取引のために、命を安売りしています。】(第十章「ベイカー農場」p259より引用)

ソローが言っているのは健康法ではなく節約術でもありません。
どうやって生きるか、という話題です。
この本に描かれているのは大変に禁欲主義的であるようにも見えながら、
実は読めば読むほどに快楽主義的なソローの暮らし方です。
本当に自分がしたいことだけをして生きて行こうといとも朗らかにソローは言います。
問題を解決するならできるだけ簡単な方法で解決しようと呼びかけます。
何もかもとても分かりやすいのです。


更新日:2006-06-19


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