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ミニマムライフ
シンプルライフ


ソローは「今を生きよう」と呼びかけます。
生活の雑事で、退屈なことで、人生を後回しにして
結局生きるのに間に合わなかった、なんてことがあってはいけないのだ、と言います。

ソローがシンプルな暮らしを心がけたのは
「生活にかける時間を徹底的に減らすことで精神にかける時間をできるだけ増やす。」
「物質崇拝の社会を客観的視線で検証する。」
などの目的がありました。

私はソローのように雄々しく根性が座ってないのでだいぶ情けなくなりますが
つまらないことはしたくないし、同じやるなら楽しい方法でしたい、というのが生活を小さくする哲学です。
うるさいものと持ち運びのできないものとあっても楽しくないものは処分しました。

私の暮らしに今はないもの。

○洗濯機
なんとなく不潔だし、持ち運びができないので。
お風呂に入るたびに手洗いをしています。
私は水をさわることが好きなので快適。

○掃除機
箒と雑巾ほど手軽で家をきれいにするものはないですね、経験的に。
昔から掃除機嫌いなのですが、実は何の為に世の中に存在してるのか不思議。
重いし臭いしうるさいし、それほど綺麗になる訳でもないのに。

○冷蔵庫
これがあるとどうしても自力で引越ができないという情けない状況になるのでやめました。夜中に変な電気音がするのも快適ではなかった。
今は代わりに干し網があります(ホームセンターで千円以下)。
塩をして干しておくと魚でも肉でも野菜でもたいてい保存できます。
冷やしたいものがある時は水につけたり、
スーパーでもらった氷に安い塩をまぜて日の当たらないところにおくだけでもかなりひんやりが長持ちします。

○炊飯器
飯ごうを使っています。旅行中にも日本全国で使った可愛いやつ。風格がでてきて手放せません。
麺を茹でるにもなかなか便利な形です。

○合成洗剤
これは今は意識して使わない人が増えてきましたね。
家にはシャンプーの類から台所洗剤、洗濯洗剤、練り歯磨きもありません。
お風呂では固形石鹸一個で全身洗います。髪には仕上げに椿油をつけています。
食器洗いはお湯でたいてい落ちます。ぬるぬるした油が残る時は重曹をふりかけてこすってからぬるま湯で洗います。
洗濯は洗濯用の固形石鹸です。
歯磨きには重曹に塩をまぜた物を使います。

○洋服
気にいったものを少しだけ持ってすり切れるまで着ます。
すり切れたら新しいものを買います。
体型や好みが変わったら、言い訳がましくとっておかないで諦めて処分したり他の用途に廻します。
着ないものをとっておくのは無駄ですから。

これだけ無くすとかなり身軽になります。
いつでも、好きな時にどこにでも行けるような気がしてくるものです。
嫌な隣人が居たらその日のうちに逃げ出せるのだと思うと結構愉快ですよ。

ソローの家にはこんなものがありました。
【ここに私の家具の品目を挙げておくと、ベッド、テーブル、机がそれぞれひとつ、椅子三つ、三インチの手鏡、暖炉の火箸と薪を載せる台、やかん、鍋、フライパン、ひしゃく、食器洗い用ボウルがそれぞれひとつ、ナイフとフォーク二セット、皿三枚、カップ、スプーン、油差し、糖蜜差し、それに漆塗りのランプがそれぞれ一つなどです。】(第一章「経済」)


更新日:2006-06-17


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