「森の生活」はこんな本

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ソローはこんな人
ヘンリー・デイヴィッド・ソロー


ヘンリー・デイヴィッド・ソローHenry David Thoreau、1817年7月12日 - 1862年5月6日
アメリカ合衆国マサチューセッツ州コンコード市生まれの作家・思想家・詩人・博物学者。

新しい感じがするので意外なのですが、日本では江戸時代の人です。
実家は鉛筆製造業を営んでいました。

この鉛筆工場での仕事もしています。
当時アメリカの鉛筆はとても質の悪いものだったらしいですが
鉛筆の芯に粘土に黒鉛のほか粘土もまぜるというような改良をした末にヨーロッパの製品に劣らないくらいの品質のものを作れるようになったのだとか。優秀な職人であったに違いありませんがそれを一生の生業とは考えませんでした。(鉛筆と人間) 

ハーバード大学卒業後、教師や私塾の経営などをしていますが、定職にはつきません。一生町のよろず屋さんのような感じで、大工や石工やペンキ屋、測量などをしていたといいます。時々詩が活字になったり、本を自費出版したこともありますが、生前はあまり話題にならなかったようです。

生涯独身でもありました。一度は婚約をしているのですが、あまりにも型やぶりな性格なので破談になったのだとか。

「ウォールデン」にも度々登場していますが、14歳年上の詩人であり思想家のラルフ・ウォルドー・エマソンらと親交を結び友人兼書生として家に住み込んでいたこともあるようです。エマソンを中心とする超越主義はコンコードで盛んになりました。「浪漫主義・理想主義・個人主義かつ神秘的な」文学、または哲学上の動きと定義されるものです。

日本でもっとも有名な著書『ウォールデン-森の生活』(1854年)は27歳から二年二ヶ月森で独りくらしをした生活をまとめた記録です。一見禁欲的な隠遁生活ですが、本人は意気揚々と暮らしています。
また32歳で奴隷制度に反対する「市民の反抗」というエッセイを出版し、マハトマ・ガンジーのインド独立運動やキング牧師の市民権運動などに大きな影響を与えました。
自然をテーマにした詩や旅行記などを多く書き残しており、自然を通して物事をみる「ネイチャーライティング」の祖として、またアメリカにおける環境保護運動の先駆けとして近年再評価されています。。
1862年一生の大半を過ごしたコンコードの地で、結核のため45歳の生涯を閉じました。


更新日:2006-10-02


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