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「森の生活」ダイジェスト
第四章「音」


真の読書がいかに高貴な作業であっても自然が私たちに直接語り掛けてくる音に及ぶことはないとし、物と出来事を深く見る観察者として生きることを提唱する。「物と出来事こそが最高に豊かな言葉」であると考えるソロー自身が日々の生活の中で手を休め、頭を休めてどれほど美しい音に親しんで暮らしていたかについて具体的に綴っている。明るい日差しの中で歌う鳥の声、ヨタカやフクロウなどの人を脅かす夜の鳥の歌、人や物を運ぶ汽車の穏やかではない響き、生活を彩る家畜の声、人間の世界を思わせるカエル達によるお追従の輪唱、そしてただひたすらに静かなソローの家。自由な時間と自然に対する敬意、孤高の暮らしに対する誇りに満ちた詩のような章。


更新日:2006-05-23


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